コラム|立川・八王子・国分寺で矯正歯科をお探しの方は【新井矯正歯科】まで

〒190-0023 東京都立川市柴崎町3-7-16

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食欲の秋到来!〜矯正治療中も美味しいものを食べよう〜

JR立川駅南口 徒歩2分・立川ワシントンホテル2階の「新井矯正歯科」です。
 
 
秋は、実りの季節。新米に、さつまいも・かぼちゃ・きのこ、秋鮭やサンマ、梨やぶどうに柿まで、心が弾む食材でいっぱいです。
矯正治療中の方からは「硬いものが多そう」「装置に挟まるのが心配」「何を食べたらいい?」という声をよくいただきますが、結論はシンプル。
食べ物だけでなく“食べ方”を工夫すれば、食欲の秋はちゃんと楽しめます。
このコラムでは、秋の代表食材を例に、注意点と実際に安心して美味しく食べるコツをご紹介します。
ポイントは「小さく」「やわらかく」「ゆっくり優しく」。季節の味を無理なく満喫しましょう。

 

まずは基本:食べ物“だけ”でなく、食べ方に注意

装置がついている時に起きやすいトラブルは、硬い一口や粘着性の強い一口、そして前歯で「ガブッ」と噛み切る一口から生まれます。逆に、小さく切る/やわらかく調理する/奥歯でゆっくり優しく咬むを守れば、多くの食材はOKになります。
表側・裏側のワイヤー矯正では、前歯で噛み切る動作が脱離リスク。
マウスピース型などの着脱できる装置は食事中に外せますが、外した装置は必ずケースへ。
飲み物やソースの着色にも注意し、食後は水うがい→歯磨きまでをセットにしましょう。

 

秋の食材:注意点と“おいしい工夫”

さつまいも・栗
焼き栗やホクホクのさつまいもは秋の主役。ただし硬い表面や繊維の塊が装置に当たりやすいので、蒸して柔らかく。潰してスイートポテト、一口大の栗ご飯、さつまいもポタージュにすれば食べやすく、満足感も◎。皮は無理せず外し、前歯で割らずに奥歯でそっと。

かぼちゃ
皮や筋が強い個体は前歯に負担。ポタージュ、そぼろあんの煮物、グラタンにしてスプーンで割れる硬さへ。甘味があるので、調整直後の“噛むと響く”数日にもおすすめ。

きのこ類(舞茸・しめじ・椎茸)
長い繊維はワイヤーに絡みやすいので細かく刻むかみじんに。リゾット/炊き込みご飯/ハヤシ風シチューに混ぜ込めば栄養も香りもそのまま、食べやすさアップ。

梨・ぶどう・柿・りんご
秋フルーツは“丸かじりNG”。皮をむいて一口サイズに。種や筋は先に取り、奥歯でゆっくり。りんごはコンポートやヨーグルト和えにするとさらに安心。ぶどうは種なし・皮なしに。

秋鮭・サンマ
たんぱく質とオメガ3がうれしい旬魚。ただし小骨が装置に引っ掛かると痛いので、ほぐして骨を除去してから混ぜご飯・おにぎり・茶漬けに。ホイル焼きは蒸し焼きで身が柔らかく、野菜も同時に取れて理想的。

新米
新米は水分が多くやわらかいので矯正中に相性◎。ただしもち米・お餅は粘着注意。おこわは小さめに、お餅は一口サイズに切ってゆっくりが鉄則。

ナッツ・種子・せんべい(注意)
硬い一撃は脱離の元。どうしてもなら細かく砕いてサラダに少量、もしくはペーストを塗る形に置き換えて。

 

“調整直後に響く”数日は、やさしい秋メニューに

ワイヤー調整や新しいアライナーに替えた直後は、数日だけ噛むと痛いことが多い時期。そんな時は“飲める・崩れる・ほぐれる”が合言葉。
おすすめは、かぼちゃのポタージュ/鮭とじゃがいものミルク煮/きのこたっぷりリゾット/卵とじうどん/温奴のきのこあん/茶碗蒸し。どれもスプーンで切れる硬さに仕上げ、一口を小さく、噛む力は最小限に。デザートは梨のコンポートやぶどうゼリーなど、のど越し重視で。

 

外食・コンビニでの選び方(秋限定メニュー編)

外食では揚げたて・分厚い・噛み切りが必要なものは避け、煮込み・蒸し・ホイル焼き・丼物を選ぶのがコツ。秋限定なら、鮭のホイル焼き定食/きのこクリームパスタ(麺は短くカット)/炊き込みご飯/サンマのほぐし丼など。
コンビニでは、かぼちゃスープ/茶碗蒸し/やわらかおにぎり(具はほぐし鮭・梅など)/ヨーグルト+刻みフルーツが鉄板。サラダはきのこマリネを細かくしてドレッシングを絡め、噛み切らず飲み込めるサイズに整えましょう。

 

おやつ・デザートは“やわらか&ベタつかない”が合言葉

キャラメルやソフトキャンディ、求肥など強い粘着は装置トラブルの代表例。代わりに、プリン/ヨーグルト/スフレチーズケーキ/ゼリー/果物のコンポートなど“やわらか&ベタつきにくい”選択を。焼き菓子は硬い端っこや厚い部分を避け、小さく割って奥歯でそっと。ナッツ入りは砕けた硬片が装置に当たるので注意し、粉末やペーストで代用を。

 

食後ケアまでが“秋のごちそう”

秋は繊維や色味の濃い食材が多く、装置周りに残渣が残りやすい季節。水や白湯でうがい→歯磨き→タフト→洗口液(おすすめはハビットプロ)の順に清掃を。外出先では携帯歯ブラシ+タフトブラシがあると安心。
矯正治療中は食事をしたら「歯磨きをする」が鉄則です。

 

まとめ:工夫すれば、秋の味覚は“味方”になる

矯正治療中の食事は、我慢より工夫が合言葉。食材を小さく、火を通してやわらかく、ゆっくり優しく咬む——この3点を守れば、秋のごちそうはしっかり味方になります。装置の種類ごとのポイントをおさえ、外食でも“噛み切り不要・ほぐれる・煮込む”メニューを選べば安心。食後のケアまで一連の流れにして、トラブルなく美味しい季節を楽しみましょう。
食欲の秋を上手に味方につけて、矯正治療をスムーズに。もし迷ったら、普段の食生活に合わせて個別にアドバイスしますので、いつでもご相談ください。

 

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