Adult Orthodontics成人矯正
年齢を理由に矯正治療を
あきらめていませんか?
最近は、大人になってから
矯正を始める人が増えています。
矯正治療は、20、30代の方はもちろん、40代以上の方も、
歯と歯周組織が健全な状態であれば、年齢に関係なく治療を始めることが可能です。
当院でも、多くの40代以上の方が矯正治療を受けられています。
矯正治療によって、歯並びや口元の見た目をきれいにするだけではなく、
バランスの良いかみ合わせとケアしやすいお口の環境へと改善させることができます。
治療にかかる期間はおよそ2~3年間は必要ですが、
その後の将来に渡り、印象の良い口元と健康なご自身の歯を長持ちさせられるという
一生涯のメリットを享受することができます。
Methodニーズに応える治療方法
お一人おひとりの症状に合わせた治療法はもちろん、
患者さまのご要望や悩み・不安に応える幅広い選択肢から、
適した治療法をご提案いたします。
目立ちにくい
透明・半透明素材のものや歯の裏側から装着する装置によって、
見た目を気にせずに治療を続けられます。
表側矯正装置-セラミックブラケット
矯正させる歯1本1本に、ブラケットと呼ばれる小さい装置を付け、そこにワイヤーを通して歯列全体を矯正させます。
金属製のブラケットは、歯の表面に付けると目立ってしまいましたが、半透明や白いセラミック製を前歯部に使用し、さらに、ホワイトのワイヤーを使用すれば、目立ちづらくなります。
<セラミックブラケットの特徴>
- ●目立たない ※半透明・白い装置を使用
- ●金属アレルギーの方でも使用できる
リスク:歯の動くスピードには個人差があります。歯が動く一時的な痛みや、装置が粘膜にあたって口内炎ができることがあります。
舌側矯正装置-リンガルブラケット
歯の舌側(裏側)にメタルブラケットの矯正装置を付けるため、表からは装置が目立たず、まわりの人に気づかれにくい矯正方法です。
■ ハーフリンガル・・・
上顎は裏側、下顎は表側に装置を付ける方法
■ フルリンガル・・・・
上下顎ともに裏側に装置を付ける方法
<リンガルブラケットの特徴>
- ●目立たない。笑っても見た目が気にならない。
- ●奥歯を固定減とするため、前歯を後ろに下げやすい。
- ●舌が装置にあたるため、話しづらい。
- ●メタルブラケットのため、金属アレルギーには不向き
リスク:装置をつけてまもない時期には、舌を傷つけることがあります。歯の裏側に舌を当てる発音がしづらくなることがあります。歯の裏側に装置がついているため歯を磨きにくくなります。表側矯正よりも治療費用が高くなります。
(ハーフリンガル)話したり笑ったときの歯の見え方によっては下の歯列の矯正装置が見えることもあります。
マウスピース型矯正装置(インビザライン・アソアライナー)
薄く透明なマウスピース型の矯正装置を使用した治療方法です。患者さまお一人おひとりに合わせたカスタムメイドのマウスピースを作製します。
<マウスピース型矯正の特徴>
- ●目立たない 。 薄く透明なため、装着していても目立ちません
- ●食事や清掃時には自分で取り外しが可能なため、衛生的。
- ●金属アレルギーの方に有効
- ●カスタムメイドのため、装着の不快感が軽減される。
※薬機法対象外の装置であり、医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります
リスク:歯科医師の指示通りに装置を装着せず、装着時間が足りないと十分な効果が得られないことがあります。症例によっては適応とならないことがあります。
歯を動かせる範囲が限られているため、症例によっては希望通りに歯を動かせない可能性があります。
痛みに配慮
柔らかいワイヤーで、少しずつ穏やかに力をかけるなど、
痛みや違和感を軽減する取り組みをしています。
セルフライゲーション型マルチブラケット装置(クリッピ―)
一般的なブラケット矯正装置は、ブラケットとワイヤーの間に摩擦が生じ、歯の動きが妨げられ、強い力により痛みが生じることがありました。
セルフライゲーション型マルチブラケット装置は、シャッター機能がついたブラケット装置によりワイヤーとの間にゆとりが生まれ、摩擦抵抗が少なくなります。
<セルフライゲーション型マルチブラケット装置による矯正の特徴>
- ●歯の動きがスムーズになり、治療期間が短縮
- ●治療中の痛みが軽減
- ●目立ちにくいセラミック製のブラケットも対応可能
デメリット:ワイヤーを固定するクリップが内蔵されており、クリップが壊れるリスクがあります。
なるべく短期間で精度高く
精度の高い仕上がりを、できるだけ短期間に実現するため、
歯科矯正用アンカースクリューによる矯正治療法を併用します。
歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療
歯科矯正用の小さなチタン製スクリュー(ネジ)を、一定期間だけ口腔内に設置し、それを土台(固定源)として歯を引っ張ります。微量の麻酔で埋入可能な小さなスクリューを顎の骨に固定し、24時間力をかけ続けます。精密なコントロールが可能で、治療期間も短縮できます。
<歯科矯正用アンカースクリューを用いた矯正治療の特徴>
- ●痛みがほとんどなく、安全性が高く的確な治療が行えます
- ●難しい不正咬合の治療も可能です
- ●より精度の高い治療結果が期待できます
- ●治療期間が短縮されます
- ●ヘッドギアなどの装置をつける必要がありません
リスク:外科的な処置が必要となり、治癒に時間がかかります。また、アンカースクリューの脱落や揺れが生じて埋め直す場合もあります。
なるべく抜かない
精密な検査と的確な診断、新たな治療技術によって、
できるかぎり健康な歯を残したまま矯正治療を心掛けています。
歯並びをきれいにするためとはいえ、健康な歯を抜くことは、患者さまにとって精神的にも身体的にも負担になります。
当院では、精密な検査にもとづく的確な診断と、新たな治療技術を用い、健康な歯を残したまま、美しく健康で長持ちする歯列を目指します。
但し、以下の場合には、必要最小限の抜歯による治療をご提案する場合があります。
- ●抜歯しないと治療が不可能な場合
- ●抜歯したほうが、治療期間が短縮できる、治療後の後戻りのリスクが減る場合
いずれにしましても、患者さまに納得いただける治療をご提案し、治療を進めます。
ライフイベントに合わせた治療計画
結婚式や成人式など、人生における特別な日を 晴れやかな笑顔で迎えていただくためのプランをご提案します。
歯並びが気になるけれど、結婚式や成人式などの大切なイベントがあるからと、矯正治療を諦めていた方に。
当院では、矯正治療を続けながら、大切なイベントを晴れやか笑顔で迎えていただくために、患者さまに合わせた
治療計画・治療方法をご提案させていただきます。イベントまで半年~1年しかないという方も、ぜひ一度当院にご相談ください。
<結婚式に向けた矯正プラン例>
- ●挙式までに、人の目につきやすい前歯などの歯並びを優先的に改善します。
- ●挙式の数日前に装置を一時期的に取り外します。
- ●挙式や新婚旅行が終わったら、矯正装置を再度装着いただき、残りの矯正治療を進めていきます。
矯正装置の比較
(ブラケット・リンガル矯正・舌側矯正・マウスピース型矯正)
|
||||||
装置 特長 |
ブラケット |
セルフライゲーション型ブラケット装置(クリッピー) |
舌側矯正歯科装置-リンガルブラケット |
マウスピース型 矯正歯科装置 (インビザライン) |
||
メタル |
セラミック |
メタル |
セラミック |
|||
治療費が安い |
◎ |
○ |
○ |
○ |
△ |
△ |
通院回数が少ない |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
△ |
△ |
治療期間が短い |
○ |
○ |
◎ |
◎ |
△ |
△ |
装置が目立たない |
× |
○ |
× |
○ |
◎ |
◎ |
装置の取り外しが可能 |
× |
× |
× |
× |
× |
◎ |
違和感が少ない |
△ |
△ |
△ |
△ |
△ |
○ |
痛みが少ない |
△ |
△ |
○ |
○ |
〇 |
○ |
金属アレルギーでも可能 |
× |
○ |
× |
△ |
× |
◎ |
どの症例にも対応 |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
◎ |
× |