長期安定している顎変形症の治療(顔面左右非対称・下顎前突)
口腔内の変化
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口腔内と顔貌(口元)の変化
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口腔内の変化
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治療終了後5年6カ月経過
治療内容
主訴 | 歯並び・かみ合わせ・顔のゆがみを治したい。 |
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症状・診断名 | 顎変形症(下顎前突・側方偏位) |
年齢(初診時)・性別 | 30代・男性・福生市 |
治療期間 | 3年4か月 |
治療費(税別) | 保険診療のため、都度払い。 |
抜歯の有無 | 非抜歯 |
使用矯正装置 | メタルブラケット |
想定されるリスク | 治療期間中に起こりうる関連症状として、痛み、歯根への影響、口腔内不潔域の拡大(装置の種類による)、顎関節症状、後戻り・加齢による変化など |
治療前後の解説
治療前 | 下顎が右にずれていて、かみ合わせと顔面のずれ(左右非対称)があった患者さんです。 右側は全体的に反対咬合、左側は奥歯のずれが大きく受け口のタイプ、下顎の歯列正中が右側に約8mmと大きくずれているのがわかります。 顎骨のずれが大きくて、かみ合わせに問題がある場合に保険治療の適応となります。 顎変形症での矯正治療の場合、術前矯正(顎に対して歯を正しい位置に並べて、手術後正常に咬むようにする。)→手術→術後矯正の流れとなります。 |
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治療後 | 前歯から奥歯まで全体的に緊密な咬み合わせになっています。 主訴はすべて改善され、治療終了から5年半経過した現在もかみ合わせは安定しています。 今後も保定での管理を続ける予定です。 |