かみ合わせが悪いといわれた!何が基準ですか?【歯科矯正】
こんにちは。
JR立川駅南口 徒歩2分・立川ワシントンホテル2階の「新井矯正歯科」です。
歯並びは気にするほどではないのに、かみ合わせが悪いといわれて意外に思われる方が多いようです。
歯のかみ合わせは、歯並びと比べると外見ではわかりにくいため、たとえ悪くても気づきにくいといえるでしょう。
かみ合わせの悪さからくる身体への影響と、正しいかみ合わせの基準についてお話しします。
正しいかみ合わせとは、上下の歯を噛んだときにすきまなく合わさる状態です。
ただ、上下の歯が正しくかみ合っているのかをご自身で確認するのは難しいのではないでしょうか。
アングルの分類は、正しいかみ合わせの状態を判断するための基準として活用されています。
アングルの分類では、6歳臼歯とも呼ばれる第一大臼歯のかみ合わせの状態を1級~3級までに分類します。
1級:正しいかみ合わせの状態
2級:下の第一大臼歯が上の第一大臼歯より後ろにある状態
3級:下の第一臼歯が上の第一臼歯より前にある状態
アングル分類で、2級や3級と診断された場合は、矯正治療を検討してみてください。
かみ合わせの悪さがに及ぼす影響には以下があげられます。
●顎関節症の発症リスクが高まる
噛むたびに顎の関節に負担がかかるため、顎関節症の発症リスクが高まります。
●むし歯や歯周病になりやすい
歯磨きでは落としきれない汚れが歯のすき間に残ってしまい、むし歯菌や歯周病菌の温床になってしまいます。
●頭痛や肩こりの原因になる
噛む力の左右のバランスの悪さから、顎の周りの側頭筋に負荷がかかり頭痛や肩こりの原因になります。
●顔のゆがみなど見た目に影響する
噛む力が左右どちらかに偏ることで、表情筋などの発達が阻害され、しわが多い老けた印象や顔のゆがみなどの見た目に影響しかねません。
●消化機能の低下につながる
食べ物をしっかりと噛み砕く咀嚼力の低下によって、胃や腸の消化機能に大きな負担をかけてしまいます。
かみ合わせが悪い状態は、不正咬合と呼ばれています。
不正咬合は、見た目にも健康にも、さまざまな悪影響を及ぼすものです。
新井矯正歯科は、不正咬合の状態や症状にあわせた矯正治療をご提案しています。
かみ合わせが気になるという方は、当院までお気軽にご相談ください。