歯牙移植を伴う反対咬合の治療(虫歯や歯周病あり)
年齢や虫歯、歯周病があることを気にして矯正治療に踏み切れない方がいると思います。
今回の治療例の患者さんは、過去に虫歯や歯周病で失っている歯があったり、歯周病により状態の悪い歯があった患者さんです。
補綴治療を前提に矯正治療を行いました。
立川・八王子・国分寺付近でで矯正歯科をお探しの方は【新井矯正歯科】までご相談ください。
口腔内と口元の変化
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治療内容
主訴 | 受け口を治して嚙み合わせを良く、健康な歯を維持していきたい。 |
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症状・診断名 | 歯性反対咬合 |
年齢(初診時)・性別 | 62歳・女性・日野市 |
治療期間 | 1年8か月 |
治療費(税別) | 基本料金:750,000 処置料:5,000 *選択した装置の種類により装置代がかかります。詳しくは料金表をご覧ください。 |
抜歯の有無 | 下顎左側第二大臼歯(左下の前から7番目の歯)と下顎右側第一小臼歯(右下の前から4番目の歯) 下顎右側第一小臼歯(右下4)を抜歯して、上顎左側第一小臼歯(左上4)をその部位に移植した。 |
使用矯正装置 | セルフライゲーションセラミックブラケット |
想定されるリスク | 治療期間中に起こりうる関連症状として、痛み、歯根への影響、口腔内不潔域の拡大(装置の種類による)、顎関節症状、後戻り・加齢による変化など |
治療前後の解説
治療前 | 上顎右側第二大臼歯(右上7)と下顎右側第一大臼歯(右下6)の欠損 下顎左側第二大臼歯(左下7)の骨吸収 上顎左側第一小臼歯(左上4)の根尖病巣 全体的に歯周ポケットが深い 前歯が反対咬合となっており、前歯同士が当たっていないため上下ともに挺出していました。 一般歯科の先生との連携をとり、歯周病治療・虫歯の治療・抜歯・再植を行っていきました。 |
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治療後 | 歯周病があるため、歯の移動をなるべく抑えて、現存する歯で緊密なかみ合わせを作りました。 今後は咬合が安定してから一般歯科で補綴治療を行っていきます。 |